テクノロジー · 解説
なぜブラウザは、そのフォントの読み込みを拒むのか
ある火曜日にセキュリティ担当が足したヘッダー一行が、新聞の一面から書体を奪うことがある。コードを書かない人のための解説。
ある火曜日にセキュリティ担当が足したヘッダー一行が、新聞の一面から書体を奪うことがある。コードを書かない人のための解説。
ページは表示される。文字もすべてある。けれど書体が違う——味気ない既定のフォントで、紙面全体が自分自身のファックスのように見える。
ブラウザは意地悪をしていない
フォントはファイルであり、たいていはそのページを配信するのとは別のマシンに置かれている。その境界をまたいで何かを取りに行くには、ファイルを持つ側が「渡してよい」と明示的に述べる必要がある。その許可がヘッダーであり、誰も設定していなければ、ブラウザは静かに、そして設計どおりに、断る。
なぜ静かに断るのか
そうしないほうが危ういからだ。あるサイトが別のサイトのファイルを読めないようにする規則は、あなたの銀行のタブがクロスワードのタブに読まれないようにしている規則と同じものである。
三行で直る。それでも直らない理由
フォントを置いているマシンの持ち主が動かなければならない。新聞社のサイトでは、それはしばしば外部の業者であり、その業者のセキュリティ方針は、今回のリニューアルより前から存在している。
こうして一面は違う書体で出稿され、チケットが一件起票される。